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初音ミクの戸惑い




暴走で知り、消失(short.ver)でcosMoたんのファンになった自分ですが、3月22日に新作が発表されてからリピートが抜け出せません。
絶賛脳汁噴出中ですw
ミヤコワスレ以来久々に∞L∞Pが抜け出せません。

この曲は心理エンジンを搭載したという設定のミクで、作り手の想定するシチュエーションで気持ちを込めて歌ってくれる理想の歌姫です。
しかし、設定のたとえは双葉で基礎を作ると新たに茂った葉(歌ってみた動画)の下でひっそりと枯れ果てるという説明されています。
ボーカロイドが必死に歌ったものはいずれ親の手を離れほかの人の手によって昇華させられるという意味合いに取れて非常に切ないですね。
動画も当初はこの歌ってみた論争が行われていました。

自分はボーカロイドにはボーカロイドのよさがあると思うし、歌ってみたには歌ってみたのよさがあると思っています。
この二つは同じ作品でありながら、比較することは不可能だと思います。
ボーカロイドには作曲者の伝えたい思いをボーカロイドに乗せて命を灯します。
歌ってみたには、歌い手なりの歌の解釈と気持ちを込めています。
二つは同じメロディでありながら、別の作品だと自分は思います。
比較こそされ、どちらか一方を貶す事はできないといえます。

しかし、cosMoさんは本当は何が言いたかったのでしょう?
製作者にとって歌ってもらうことはとてもうれしいことだとは思います。
しかし、同時に歌い手のそれぞれの解釈で歌われることになります。
場合によっては自分の作品を汚されることもあるでしょうし、場合によっては有名な曲を歌うことによる売名行為使われることになるでしょう。

歌詞の中にもミク視点で「この歌は誰のものなのか?」や「いわゆる嫉妬と、当然の主張と」と歌い手に向けて発信してると思われる歌詞が含まれています。
最近氾濫しだした歌ってみた動画の歌い手に対して「その歌は誰のためなのか?何のために歌うのか?歌うことに意味はあるのか?」と問いかけてるいるのでは ないかと自分は思いました。

まぁ、この作品は聞き手に何か訴えかけてるように思うので、聞き手によって解釈は割れることは必須です。
あなたはあなたの耳で曲を聞いてあげてください。

「?その歌にはなんの意味がありますか?」